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百数日ぶりの我が家

先日、ようやく一時帰宅が許可されました。
ニュースでも報じられている、2時間だけの帰宅です。
原則一世帯1名ということだったので、
我が家からは、おっとが行ってくれました。

コタツの上に置き去りにしてきた
刺しかけのサンプラーとも、感動の再会~!!
20110627133436.jpg
よくぞ耐え抜いて戻ってきた…と思うと、
8割増しくらいで良く見えてしまいます(^^;

記憶では、あとはZを刺して完成というところだったのに、
実際にはYの部分もまだ途中でした。

全体像は全部刺し終ってからと思っていたのですが、
完成前に写真UPさせていただきます。

そもそも、家の中のどこに何があるかも不確かな おっとに
地震で滅茶苦茶になった状態から物を探してきてほしい
と頼むのも酷な話です。

このサンプラーは、コタツの上に置き去りという
わかりやすい場所だったのが幸運でした。
布に図案を写すのに本をコピーして使っていたのですが、
そのコピーも近くにあったようで、
一緒に持ってきてくれました。

元々このサンプラーが掲載されていた本の図案ページは、
なぞると転写できる用紙に印刷されていたのですが、
実際の本にガリガリ跡を残す、
しかも眺めてるだけでもキレイな洋書に
っていうことに抵抗があって、コピーをしてたのです。

本は行方不明なままでも、コピーがあれば
このサンプラーを引き続き刺すのには問題もなく、
完成まではもう少し…なのですが、
これを刺していると、
当時のこととかいろいろ思い出してしまって
正直しんどいです。
気持ちの整理がつくまで、もうしばらく
時間を置こうかなと思っています。

震災から日々時間は過ぎていきますが、
復興ムードにも乗り遅れ、
これからのことを考えると心配が増して、
疲れたなぁ…と思うことの多い今日この頃です。

ところで。
一時帰宅が始まったというニュースを聞いてから、
我が家までなかなか順番が回ってこなくって、
ハラハラ、イライラと待ってました。
一週間程前に突然かかってくる電話で日にちを知らされ、
ようやくいつ帰れるのかがわかるのです。

何を持ち帰るのか、おっとと話し合って厳選したものの、
持ち出せるのは、45リットルのビニール袋
1枚に入る物のみ。
たとえ必要でも、入らない物はNGです。

でも、おっとの働きっぷりはすごかった!
まずはノートPC、アルバム、重要書類のファイルといった
必要かつ、かさばる大物。

その上で、ひげ剃り、電動歯ブラシ、電子辞書などの
小さな電化製品や、
アクセサリー、新品の化粧品など、
必要とは言わないまでも、再び買うには惜しい物。

持ち出しリスト外でも、オカメインコの写真たてと、
hirokoさんが刺しゅうしたオカメインコの手提げ
(こんな風に刺しゅうできるようになりたい~と、
以前お店で買った作品です)
といった、目についた私のお気に入りも持ち帰るという
嬉しいサプライズ付き。

そして最後にできた隙間に、洋服やバッグを
これでもかぁ~っっっていうくらい、
ぎゅうぎゅう詰めてきてくれました。


これらをすべて、45リットルの袋1枚に入れたなんて
凄すぎる!
スーパーの袋詰め達人もビックリです。

それでもまだある小さな隙間に、
刺しゅう糸を詰めてくればよかったと言ってくれたのですが、
いえいえもう充分です。

予定していたけどできなかったこととしては、
冷蔵庫内の片付け。
開けた途端に、物凄い悪臭が襲ってきて
慌てて閉めたそうです。
滞在時間も限られていて、換気もできない状態では
仕方のないこと。
この冷蔵庫、まだまだ新しい物なのですが…
これではもう使えないし、使いたくないですね(T T)

予定してなくてできた片付けもあります。
コンロの上にあった鍋が揺れで落下しており、
中の食材にまみれて床の上に放置されてたのですが、
勿論そのまま腐っていて…
鍋ごとゴミ袋に入れて、庭の物置きに隔離したそうです。

今回判明したのは、これが結婚記念に頂いて
大切にしてた高価なお鍋だったこと(T T)|||。
おっとからこの事実を聞くまで、当日使っていたのは
お気に入りでない捨ててもいい方の鍋だと思っていたのに…

「高価な食器から割れる」
なんて話を聞いたことがありますが、
割れない物にも当てはまるなんて~ショックです。

そんなこんなでいろいろなことがありましたが、
総括してみて言えることは、ひとつ。

Good Job、おっと!
ミッション・コンプリートだよ。


ちなみに今回持ち帰った物は、放射線量を測る
スクリーニングを受けていますが、
全て問題もなく、安全と判断されました。

元の土地で元通りの生活をするというのは
まだまだ難しいでしょう。
でも、家の中の物が汚染していないのなら、
せめて必要な物は持ち出せるようになってほしい、
そんな日が早く訪れることを祈っています。





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.27 2011
刺しゅう comment(3) trackback(0)

comment

ゆみへい
鍵付きコメント2つ、いただきましたので、
この場を借りて御礼を言わせてください。
ありがとうございました。

拍手を押してくださった方々も、
ありがとうございます。

このサンプラーのAを刺してた時には、
まさかこんなことになるとは思ってもいませんでした。
でも考えてみれば、こんなにも思い出深い作品も
なかなか無いですよね。

ここで応援していただいたことも忘れずに、
気長にマイペースで、完成させたいと思います。

2011.06.28 22:11
hiroko
うわーーーーっ!
なんていったらよいのか分かりません、とても嬉しいです。
まだまだ全然大変な真っ只中にいらっしゃることでしょうけれど
(それは私を含め日本中が、かもしれないですが)
大事な大事な45リットルのほんのすき間に
自分の刺繍が詰め込まれてくれた、ということにひどく感激しています。
もっと大切な物がたくさんあったのでは?と心配ですが
でも百数日振りに取り戻したほんの少しの以前の日常の中に
あのオカメも忍び込ませていただけて本当に幸せ者です。

はやく当たり前のように落ち着いて刺繍や手芸が出来る環境になることを願います。
2011.07.01 06:27
ゆみへい
> hirokoさま

こんにちは。
hirokoさんの刺しゅうに出会えたからこそ、
私もいつかこんな風に刺せるようになりたいと思い、
刺しゅうを趣味として続けることができました。
今は刺しゅうという支えがあって、
どれだけ気持ちが救われたかわかりません。
だからオカメインコの手提げが戻ってきたことは、
本当に嬉しかったです。

それにしても日頃から
「これは大事な物!」とアピールしておくことは
重要ですね~。
おかげで、家の中の数あるオカメグッズの中から、
真っ先にこの子を選んでもらえました。

>鍵付きコメントTさま
スーパーマンとは、褒め過ぎですよ~(^^;
どちらかというと、
袋からビックリする程たくさんのアイテムを
次々と出す姿は、ドラえもんのようでした。



2011.07.01 16:47

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プロフィール

ゆみへい

Author:ゆみへい
2008年秋、おっとの転勤で見ず知らずの土地にやってきました。
ひとりでできる趣味を…と始めた刺しゅうに、はまっています。

ことりグッズは、見かけるとどうも「おうちに連れて帰って」と見つめられているような気がして…気がつけば家の中は、ことりなものだらけ。
-------------
2011年3月、被災してから家に帰れない日々。東京に戻って生活再建中。

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